津波避難ビルとなる集合住宅

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*長く愛されつかい続けられる建築を「生きる建築」と考えています。
ブログ本「生きる建築」
http://www.nonose.jp/about/photo/1333257052t0-file5.pdf

目次
【生きる建築をつくるポイント1.大震災に強い建築にする。】
【生きる建築をつくるポイント2.魅力が持続するデザイン「いき」の建築にする。】
【生きる建築をつくるポイント3.機能更新を受容できる建築にする。】

〈株式会社野々瀬建築都市設計事務所http://www.nonose.jp/

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津波避難ビルとなる集合住宅

1500人が避難する津波避難ビルとなる集合住宅を計画しています。
避難スペースは一人1m2で計算すると1500m2必要となります。
4階以上の共用廊下と屋上などを避難スペースとして計画します。
この計画地は徳島市で、想定津波高は7mです。

県南の漁師町は南海大震災の津波で壊滅する可能性が指摘されています。
高台に町を移転するにも、町内には移転できる土地が少ないようです。
山を造成して土地をつくるとなると造成費用が嵩みます。
一つの解決策として、
津波避難ビルとなる高層の役所+町営住宅+学校+病院の複合建築を町中に数棟建てる方策があるように思います。
津波がくれば町中の人が避難できるスペースを用意します。
津波で下層階は大きな被害を受けるでしょうが、構造体がしっかりしていれば、復旧は比較的に早いでしょう。
コンパクトな新しい漁師の町づくりです。
このような現代の建築計画と技術で、
津波の被災を受けても、命と大切な物が失われないようなまちづくりはできると考えます。
海辺で海と共に生きる生活文化を継続する方策としていかがでしょうか?