台風とアルミサッシ

台風とアルミサッシ

台風の暴風雨は大きな自然災害をひきおこします。台風に対する防災対策は大事です。
台風の暴風の記憶は、1961年(昭和36年)9月16日、室戸岬に上陸し、徳島〜大阪湾岸に大きな被害を出した第2室戸台風が鮮やかです。小学生であった私は、家族と一緒に家の2階の木製雨戸が風で大きくしなるのを吹き飛ばされないように必死で押さえていました。
現在はアルミサッシとガラスが高性能になって、暴風に問題なく対処できます。
物が飛んできてガラスを破る危険があるときは鋼製雨戸かシャッターを閉めます。
この50年間で建物の暴風性能は進化したといえます。
昔の建物の少し歪んだガラスがはいった木製建具の風情は、とても好きなのですが、暴風性能の高さゆえにアルミサッシを使います。
アルミサッシは色やデザインは豊富ですが、素材感があまりよくありません。
アルミのナチュラル感のある素材感を引き出したアルミサッシができると建物も町もより魅力のあるものになると思います。