遷都

遷都
3.11東日本大震災から9ヶ月を経ました。
震災発生の地の皆様に改めて心からお見舞い申し上げます。

津波被災の深刻さを更に重くしているのは福島原発による放射線汚染です。
最近の情報でも汚染は深刻であり、除染の効果も疑問視する報道が増えてきています。
福島のみならず、東北、北関東から関東全域の汚染を指摘する情報も日々深刻度を増しているようです。

歴史的には、日本は京都を都にする前には、疫病や宗教等を理由に頻繁に遷都していました。
京都に朝廷があっても、鎌倉幕府は鎌倉を首都に、豊臣政権は大阪に、江戸幕府は東京を首都にしてきました。
なにも東京が絶対の首都ではないのです。
国を的確に運営するために社会と時代情勢に対応して、首都は動くものだと思います。

現在も放射線汚染を理由に緊急な遷都が必要になる可能性があるように思えてきました。
福島放射線汚染を越えて日本が存続するためには、東京から西日本に遷都することが課題になる日が来るように思います。