耐震防災を広げよう

耐震防災を広げよう

大震災からの復興は生活再建事業として、
多様な英知とエネルギーを注ぎすすめられる。

一方、災害予防は、被災しないための事前の事業だ。
なかなか、予防事業は難しい。
予防しなくても、災害に遭わない確率があるからだ。
災害にあわなければ予防は無用のことをしたことになる。
ならば、災害に遭わないことを信じて、災害予防はやらない
という判断に傾く。

今回の東日本大震災でも、耐震診断をした結果、耐力の基準値の半分以下であることがわかり、
震度5強から被害発生、震度6では倒壊するとされていた古い建物の大多数は、
震度6弱以上の地震に見舞われても、壊れていないのだ。
なので、
運を天に任せて耐震防災はやらない・・という判断もでてくる。

とはいえ、大地震では必ず大被災が発生しているのも事実です。
大被災に逢うと大変なことになります。
徳島は震度7に襲われる予測がされました。
耐震防災しても無駄骨になるのならやらない・・をやっぱりやっておこうか、
と考え直すには、
工事が簡単でコストが負担にならず、高い安全性を担保できる技術が必要でしょう。
今、
地震に遭遇しても、命や大切な財産を失わないように、低コストで予防できる耐震防災技術を広げることに
積極的に取り組んでゆこうと思っている。 
環境問題・保護 ブログランキングへ