行方不明の時間

行方不明の時間

人間には
行方不明の時間が必要です
なぜかわからないけれど
そんなふうに囁くものがあるのです

からはじまる心にしみる詩を読みました。茨木のり子さんの詩集「倚りかからず」の中でみつけました。

わたしも、仕事以外の時はときどき行方不明でいるようにしてきました。
どこにもいない自分になって、昼寝したり、ボーとしたり、詩を読んだり・・・過ごします。
行方不明でいることの解放感、じぶんのこころの声に純粋に耳を傾けていられる自由感・・が好きなのです。

「別宅」は行方不明の時間を過ごすところの一つのように思います。